AGUA-A3000

株式会社AGUA JAPAN - 〒105-0003　東京都港区西新橋1-22-5 新橋TSビル3F - 03-3504-1965 - aguamail

株式会社アグアジャパンの内部浸透型アスベスト封じ込め剤 AGUA-A3000をご紹介します。

AGUA-A3000 とは

AGUA-A3000は、株式会社アグアジャパンが開発した内部浸透型の国交省認定アスベスト封じ込め剤です。１液で「除去」「封じ込め」「飛散防止」のすべてが可能。取扱の容易さも相まって、幅広い現場で優れた性能を発揮します。

もちろん、AGUA JAPAN ならではの無機・無臭の水性処理剤で、高い浸透性や優れた飛散防止力と施工の簡便性・安全性を両立。作業される方はもちろん、周辺の住民や通行人の方に対する負荷をも効果的に低減します。高い安全性は、あの東京電力福島第一原子力発電所の放射性物質の飛散防止に採用されたことでも証明されました。

AGUAシリーズは「水性無機系の石綿飛散防止剤」として、国土交通省による NETIS（新技術情報提供システム）に登録されています。【登録番号：KT-120122-A】

内部浸透型

封じ込めに

飛散防止に

AGUA-A3000カタログダウンロード

AGUA-A3000
カタログ(’12/10)
PDF 798KB

AGUA-A3000 製品性状

色	半透明
容量	18kg
主成分	金属ケイ酸塩
pH	11±0.5
粘度（mPa・s）	3.5±1
比重	1.13±0.05
ホルムアルデヒド放散等級	F☆☆☆☆（登録番号 1207004）
国土交通省認定番号	MAEN-0039
不燃材認定番号	NM-3390

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AGUA-A3000 施工手順

AGUA-A3000は、以下の手順で施工して下さい。

STEP1

封じ込め剤の準備

封じ込めには AGUA-A3000 の原液を希釈せずに使用します。まず、AGUA-A3000 の原液使用量を算出します。

原液使用量(kg) = 0.44 x 厚み(cm) x 封じ込め面積(m2)

アスベストの表面は、経年劣化や汚れなどで処理剤の含浸が芳しくない場合があります。必ず事前に施工箇所への処理剤の吹き付けを行い、含浸や付着の状況を確かめて下さい。

使用時には十分に撹拌してからご使用下さい。

使用量の下限基準値は、国交省指定の封じ込め剤性能評価試験において定められた値より算出しています。

STEP2

封じ込め剤の吹付け

エアレススプレーで吹付けてください。なお、AGUA-A3000 は粘性が低いため、場合に応じて、農業用の散布機などでも吹付可能です。

通常は一回吹きで作業は完了しますが、万が一、処理剤が滴下してきた場合は作業を中断し、数回に分けて吹き付けて下さい。

6時間以上の乾燥時間を設けて下さい。冬期、周辺温度が低い場合はさらに長い乾燥時間を設けて下さい。

STEP3

粉塵飛散防止剤の準備

養生シートに付着したアスベストの飛散を防ぐため、全ての養生面に AGUA-A3000の原液をエアレススプレーで均一に吹き付けます。吹付に先立ち、原液使用量を算出します。

原液使用量(kg) = 0.1 x 養生面積(m2)

この作業には AGUA-A2000または AGUA-HAC1を使用することもできます。

STEP4

粉塵飛散防止剤の吹付

養生シート面に規定量の AGUA-A3000 を均一に吹き付けます。吹付時には十分に撹拌して下さい。

STEP5

完了

これで完了です。

AGUA-A3000よくある質問

株式会社アグアジャパンのアスベスト処理剤 AGUA-A3000 について当社によくお寄せいただく質問をまとめました。この中にないご質問は、お気軽にご相談・お問合せください。

AGUA-A3000とはどんなタイプの処理剤ですか？

AGUA-A3000はアスベスト封じ込め剤（国交省認定）です。１液で「除去」「封じ込め（内部浸透型）」「飛散防止」しますので混合ミスがありません。また、開封後も使用可能時間が長いため、従来の処理剤と異なり、何種類かの処理剤を混合したあと○○時間以内に使用しなければならないといった制約がなく、取扱も簡便です。
処理剤の塗布後すぐに飛散防止の効果が出るのでしょうか？

AGUA-A3000は浸透型ですので、速乾ではありませんが乾燥養生時間は短く、塗布後約一昼夜（常温で24時間）放置していただくようにお願いしております。例えば、封じ込め処理の場合には、24時間の乾燥後、発注者の立会いのもとに検査をしていただいて、問題がないことを確認していただきます。
以前使っていた処理剤では散布機械の目が詰まり機械が壊れてしまいました。散布機械等の目詰まりによる故障に関してはいかがでしょうか？

弊社の処理剤は水性なのでこれまで散布機械の故障の報告はありません。使用後の簡単な洗浄で目詰まりの防止ができます。ただし、乾燥すると硬化して水洗いできなくなりますので、作業終了後は必ず使用機材を直ちに水洗いしてください。
処理剤が直接肌に触れた場合どうしたらいいですか？

水性の無機処理剤なので直ぐに水道水で洗い流して下さい。 pHが高いので直ぐに洗浄しないと肌荒れすることがあります。
取扱う際に注意することはありますか？

凍結しないようにしてください。いったん凍結すると性能が失われます。5℃以下にならないよう、必要に応じて暖房してください。また、アルカリ性ですので作業中は酸と混ざらないようにしてください。尚、使用後の廃液や残液につきましては、塩酸などで中和して廃棄していただくようお願いしております。
購入単位はどれくらいですか？

1缶 18kg 入りです。
1平米あたりどの程度使用しますか？

現場の状況と基材によっても異なりますが、AGUA-A3000 原液使用量（kg）＝0.44（kg/㎡・cm）×厚み（cm）×除去面積（㎡）を目安としてください。試し吹きをして下さいますようお願いいたします。
どの程度の期間保管できますか？

直射日光を避けて密閉して室温（5℃～40℃）で保管すれば、製造後1年保管可能です。ただし、開栓使用したものは除きます。
処理剤だけの販売でしょうか？施工などもできますか？

もちろん、打合せ・現地調査・施工お見積もり・届出・施工までオールインワンでのお引受が可能です（施工業者は弊社提携業者となります）。施工についても弊社にお問い合わせください。詳細はソリューション / アスベスト処理のページをご参照下さい。
アスベストは誰でも処理できますか？

業者には石綿作業主任者（労働安全衛生法に基く技能講習）などアスベスト処理ができる資格が義務付けられています。主任者資格を有しない作業員は一定時間の石綿取扱作業従事者特別教育を受講し、修了書を取得しないとアスベスト関連の現場作業にはたずさわることができません。また、アスベストの廃棄には特別産業廃棄物管理責任者の資格が必要です。このほか、作業にあたって遵守しなければならない法令や規則もございます。作業員のみならず、周辺の皆さまの健康や安全にかかわりますので、専門の業者にお任せ下さるようお願いいたします。