AGUA MG100の便利な使い方(スプレー編)

先日は豪雨で新幹線が止まったため、
目的地に到着することなく、半日新幹線の中で過ごしてしまいました・・・
AGUA JAPANの千田です。
本日は、錆転換型防錆プライマー「AGUA-MG100」(以下 MG100)について、ちょっと便利な使い方をご紹介致します。
以前より「AGUA MG100」のスプレー缶は無いの?
というお問い合わせを、良く頂いていたのですが、あえてご用意しないのは理由がありまして・・
実は、MG100は市販の洗剤用の詰め替え用スプレーボトルに入れて噴霧することもできるのです!(ただし、自己責任でお願い致します)

当初は大丈夫かな?と不安ではあったのですが、弊社代理店様のご協力のもと、検証を行ったところ、1か月経過後も遜色なく噴霧できることが確認できました。
これができるのも、MG100が他社製品にない圧倒的な粘性の低さが成せる業です。

もちろん、広範囲をスプレーする場合は、エアレス/エアスプレーでの噴霧を推奨致しますが、狭い範囲に対し、道具を態々用意せずに、パッと吹き付けたいというときは、100円ショップ等でスプレーボトルを入手して、利用するのも一つの手です。
余談ではございますが、一般的な塗料のスプレー缶は、中の塗料を吹き出す為に、中身の大半はガスや希釈用のシンナーであり、塗料自体はそれほど多く入っておりません。
(これは仮にMG100をスプレー缶にする場合でも同じです。)
スプレー缶の裏ラベル(例)を見てみましょう。

例えば、
防錆スプレー製品の内容量420mlの表示の他に、成分または消防法による表示欄があり、そこに第一石油類80ml シクロヘキサンと表示があった場合とします。
この場合、このスプレー缶にはシクロヘキサンで希釈された防錆剤が 80ml(19%)入っており、その他の340mlは噴射ガス他の成分であることになります。

…ということは、
420mlの容量の製品を購入したことではなく、実際には約2割(19%)分しか実際の塗料成分が無いということになります。
更に申し上げると、消防法では成分の中で最も割合の多いものを表示するため、有効成分が塗料の中身の大半でない場合は、さらに割合が少なくなることになります。
中身が少ないのに、割高な価格で購入するリスクを軽減し、使い切った後のガス抜きや缶の廃棄の手間を考えれば、MG100を必要量分、スプレーボトルに詰め替えて利用すれば、コスパも抜群。
中身が無くなれば容器ももプラスチックごみとして処分できます。
もちろん、刷毛・ローラー・スプレイヤーなどでも利用できますが、手間なく、思い立った時に無駄なくスプレー形式で利用されたい場合は、是非お試しください。
【注意!】
- 本ご提案や他社製品に限らず、スプレーでの噴霧については、飛散しますので、養生や防護は十分に行ってください。
- 飛散パターンはご利用されるスプレー容器によって異なります。
- 半透明な容器に入れた場合で、直射日光があたる場所で長期にわたり放置した場合は、変色・変質の恐れがあります。
- 使用されない場合は、直射日光の当たらない場所で保管してください。
- スプレー容器の耐久性については保証いたしかねます。
- 万一、目詰まりなどが起きた際は無理をせずに他の容器に交換を実施してください。
- 容器の廃棄方法については、各自治体のルールにしたがって適正に処分してください。